開花時期
4月、5月、6月
花の色
白
名前の読み
おもと
分布
本州の関東地方から沖縄
中国
生育地
山地の林の中 鉢植え
植物のタイプ
多年草
大きさ・高さ
30~60センチ
分類
ユリ科 オモト属
学名
Rohdea japonica
花の特徴
茎先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、淡い黄緑色をした小さな花を円筒状に密生させる。
花被片は6枚である。
葉の特徴
根際から生える葉は長い卵形で、大きい。
葉の質は革質で分厚く艶があり、縁は波打つ。
実の特徴
花の後にできる実は球形の液果(水分が多く柔らかい果皮をもつ果実)で、赤ないし黄色に熟する。
この花について
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その他
分類体系によっては、スズラン科とされることもある。
漢字では「老母草」とも書く。
俳句では「万年青の実」が秋の季語である。
根茎はロデキシンを含み有毒である。
属名の Rohdea は19世紀のドイツの植物学者「ロイデ(M. Rohde)さん」の名からきている。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。